りすたのアトリエ りすたのアトリエ TOPへもどる

精神科訪問看護で“できること”とは?対象者やメリット、利用方法も解説

2024.12.05

精神科訪問看護は、精神疾患を抱える方やその家族の日常生活をサポートするサービスです。
看護師が自宅を訪問し、服薬管理、精神状態のチェック、ご家族への支援を行います。

この記事では、精神科訪問看護の概要や対象となる人、メリットについて解説します。


精神科訪問看護とは

 
精神科訪問看護では、精神疾患を抱えている方や精神面でのケアが必要な方の自宅を看護師が訪問し、病状に合わせた看護を提供します。

この記事をお読みの方の中には、自分は精神科訪問看護の対象者に該当するのか、利用できるのか気になる方もいるでしょう。
ここでは、精神科訪問看護の対象者や対象疾患について解説します。


対象者

精神科訪問看護は、医師による「訪問看護指示書」がある方が対象です。
主に、以下の1または2に該当する方が精神科訪問看護を利用しています。

1.精神疾患のある方:医師により何らかの精神疾患の診断を受けている方
2.精神科や心療内科に通院している方:精神疾患の診断はされていないが、睡眠障害や精神面で困っていることがあり医師が必要と判断した方

また、年齢制限はなく、就業していても利用可能です。


対象疾患

精神科訪問看護の対象疾患は、精神疾患です。

厚生労働省による令和2年の調査では、統合失調症・気分障害(うつ病、躁鬱病)の方が利用者の多くを占めていました。
そのほかにも、発達障害や不安障害、アルコール依存症などの疾患も利用対象です。



参照:厚生労働省/令和2年度 障害者総合福祉推進事業 精神科訪問看護に係る実態及び精神障害にも対応した地域包括ケアシステムにおける役割に関する調査研究


精神科訪問看護でできること・できないこと

次に、精神科訪問看護でできること・できないことを説明します。


精神科訪問看護でできること

精神科訪問看護の主なサポート内容は以下の通りです。

・精神症状の悪化を予防するサポート:症状観察、薬の管理
・日常生活のサポート:衣食住を自身で整えられるようにしたり、生活リズムを整えたりするための支援
・家族関係の調整:家族との関係性へのサポート、家族へのアドバイス
・多職種との連携

利用者本人の困りごとに対する支援とともに、家族を含めたサポートも行います。



参照:厚生労働省/訪問看護について


精神科訪問看護でできないこと

できないことの例としては、掃除などの家事やペットの世話が挙げられます。
「診療の補助」「療養上の世話」といった看護師の業務に含まれていないものや、医師の指示を外れるものは対応できません。

ただし、内容によっては訪問した看護師が医師に相談し、支援内容に組み込んで対応できることもあります。


精神科訪問看護を利用するメリット

自宅にいながら、個別性の高い看護を受けられることは大きなメリットです。
外出が苦手で外来通院が難しい方でも、訪問看護を利用することで症状の改善を目指せるでしょう。

また、訪問看護を受ける際は、さまざまな制度を活用できます。
例えば自立支援医療制度、高額療養費の対象、介護保険や医療保険を利用して訪問看護を受けられます。


精神科訪問看護を受けるには?

最後に、精神科訪問看護を受けるまでの流れを説明します。

1.通っている病院やクリニックの主治医に精神科訪問看護を受けたい旨を相談し、訪問看護指示書を書いてもらう
2.訪問看護ステーションを選び、相談に行く
3.訪問看護師テーションと契約する
4.サービス利用開始

訪問看護の利用を検討している場合には、複数の訪問看護ステーションをチェックしてみましょう。


自宅でサポートを受けたい方は精神科訪問看護を検討しよう

精神科訪問看護は、精神疾患を持つ方の自宅療養や社会復帰へのサポートを行います。
看護師が訪問し、日常生活の支援や症状の把握、家族への支援も受けられます。

『訪問看護ステーションリスタ』は、精神科訪問看護ステーションです。



精神科領域に特化した看護師がご自宅へ訪問し、利用者さま一人ひとりに合ったケアのご提案が可能です。
訪問看護の利用を検討している方は、ぜひ無料相談をご予約ください。

お問い合わせ・
ご相談Contact/Recruit

ご質問や不安なこと、
お気軽にお問い合わせください。

ご質問や医療関係者の方、
「突然相談するのは不安」という方も、
まずはお気軽にお問い合わせください。

私たちと一緒に
働きませんか?

雇用形態も柔軟に対応します。
福利厚生も充実!
ご応募お待ちしております。

お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ

0671779541