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パニック障害は訪問看護の対象?ケア内容や利用方法も解説

2024.12.13

住み慣れた自宅で医療サポートが受けられる訪問看護です。

「パニック障害でも訪問看護を利用できるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
訪問看護は精神疾患も対象のため、パニック障害の方も訪問看護を利用できます。

この記事では、パニック障害でも訪問看護を利用できる理由を解説しています。
訪問看護のケア内容や利用方法についても解説しているため、訪問看護の利用を迷っている方は最後までお読みください。


パニック障害でも訪問看護を利用できる?

パニック障害も精神科訪問看護の対象疾患のため、訪問看護を利用できます。

精神科訪問看護は、精神疾患を抱えて生活をしている方の自宅に看護師や作業療法士などが訪問し、主治医の指示に従い医療ケアを提供します。
対象疾患はパニック障害のほかに、統合失調症、うつ病などさまざまです。

訪問看護は住み慣れた自宅で専門的なケアが受けられるため、いつパニック発作が起きるか不安な方も安心して生活できるでしょう。


パニック障害の方に対する訪問看護のケア内容

訪問看護師がパニック障害の方に提供するケアは、精神状態の確認や不安の傾聴など多岐にわたります。
その中でも、関係の深いケアを3つ紹介します。


自立に向けてのサポート

症状が落ち着いてきたら、希望に合わせて自立できるように訪問看護師がサポートします。

パニック障害になると「人混みが怖くなった」「電車に乗れなくなった」など、特定の場所や行動が苦手になることがあります。

このようなケースでは、自宅周辺を散歩する、買い物に行くというように症状に合わせて少しずつ活動範囲を広げていくことが大切です。

徐々にステップアップし、最終的には恐怖を克服できるよう支援します。


再発予防のための環境調整

精神疾患の中でも、パニック障害は再発率が高いといわれている病気です。
そのため「再発したらどうしよう」と不安を抱えている方も少なくありません。

パニック障害の方への訪問看護では、再発防止のために薬の管理やストレスとの向き合い方など生活環境を整えるサポートをしています。

ほかにも、不安を傾聴したり事業所によっては発作時に電話相談や臨時訪問をしたりなど、精神的支援も訪問看護師の重要な役割です。


家族に対するケアや支援

パニック障害の治療には、家族や周囲の方の協力が欠かせません。
訪問看護師は、家族にパニック障害との付き合い方や発作時の対応方法などを説明し、治療に協力してもらえるよう支援します。

また、家族自身も身内がパニック障害になったことに対して、不安を抱えているケースが多くあります。

そのため、家族の悩みや不安を傾聴し、精神的サポートをするのも訪問看護師が提供するケアの1つです。


パニック障害の方が訪問看護を利用する方法

パニック障害の方が訪問看護を利用するまでの流れは次の通りです。

1.主治医に相談する
2.精神科訪問看護ステーションを探す
3.精神科訪問看護指示書(医師が発行する訪問看護利用のための指示書)を取得する
4.訪問看護ステーションと契約する



精神科訪問看護ステーションは主治医や看護師、ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、市町村の担当窓口に相談すると紹介してもらえます。

訪問看護の利用開始で心配なことがあれば、一人で悩まず、主治医や訪問看護ステーションのスタッフなどに相談しましょう。


パニック障害の治療には訪問看護を活用しよう

パニック障害における訪問看護のケアは、症状の確認や日常生活の援助だけではありません。
自立に向けたサポートや再発防止の環境調整、家族への支援など多岐にわたります。
住み慣れた自宅で専門家の精神的サポートを受けられるため、安心して生活できるでしょう。

「家で発作が起きたらどうしよう」「再発しないか不安」などの悩みを抱えている方は、ぜひ『訪問看護ステーションリスタ』へご相談ください。
無料相談も実施しております。

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