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精神薬の内服を勝手にやめるとどうなる?離脱症状やデメリットを解説

2025.01.10

精神薬の服用で体調がよくなり、薬をやめたいと考えている方がいるかもしれません。
ただし精神薬を急にやめると、離脱症状を引き起こすおそれがあります。

この記事では、精神薬を勝手にやめると「離脱症状」としてどのような症状が起こるのかを解説します。

勝手に薬をやめることでのデメリットについても触れているため、精神薬の服用について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。


精神薬を勝手にやめることで起こる「離脱症状」

精神薬の離脱症状とは、今まで定期的に飲んでいた薬を急に中止したことから現れる症状を指します。

精神薬を指示通りに飲むことで体調がよくなると、病気が治ったと思う方がいるかもしれません。
しかしその症状の改善は、薬の効果が出ているからです。
精神薬を自己判断で勝手にやめることは、離脱症状を招く原因につながります。

離脱症状の始まりは、薬によっても異なりますが、一般的には服用を中止してから数日以内に見られます。
症状が軽い場合は2週間ほどで回復しますが、重症になると、症状改善までに2〜3ヶ月以上かかる場合もあるのです。

ここでは、離脱症状について解説します。


精神面での離脱症状

精神面での離脱症状は、以下が挙げられます。

・不安になる
・興奮する
・悪夢を見る
・錯覚を感じる
・焦りを感じる
・ソワソワして落ち着かない など

精神疾患による症状に似ている点が特徴です。
患者さまによっては、再発したと思う方もいるかもしれません。


身体面での離脱症状

身体面での離脱症状の例は、以下です。

・めまいがする
・頭が痛い
・気持ちが悪い
・汗が出る
・下痢をする
・ふるえが起こる など

精神薬の中止による離脱症状は、身体面にも不快な症状を引き起こします。


精神薬を勝手にやめることのデメリット

薬を勝手にやめると、日常生活にも影響を及ぼす可能性があるため、処方された薬の継続は重要です。

ここでは、精神薬をやめることのデメリットを解説します。


精神症状の悪化

薬の効果が下がると、落ち着いていた症状が悪化するおそれがあります。

薬は医師の指示通りに飲み続けると、血液中で徐々に効果が出る量に達します。
そのため十分な効果を発揮するには、用法容量を守る必要があるのです。

自己判断による服用の中止は精神症状を悪化させ、治療前に見られていたイライラや憂うつな気持ちを引き起こす可能性もあります。


治療期間の長期化

薬を勝手にやめることは、治療期間の長期化にもつながります。

離脱症状からの回復期間は個人差があり、数ヶ月要する可能性も否定できません。
薬を再開しても、安定していた状態に戻るにはさらなる期間がかかるでしょう。


日常生活への影響

精神薬をやめることは、日常生活に支障をきたすおそれもあります。

例えば、薬を飲まないことで睡眠状況が悪化し不眠になると、生活リズムが乱れることも。
日中の活動低下だけでなく、食事や毎日の睡眠状況にも影響を与えるケースも想定できます。

精神薬を勝手にやめることは、症状の悪化や治療期間の長期化だけではなく、今まで安定していた生活リズムなどにも影響を与える可能性があるのです。


精神薬の悩みは訪問看護で相談し勝手にやめることは避けよう

精神薬を勝手にやめると「離脱症状」を引き起こすおそれがあります。
さらに、症状の悪化や治療の長期化などのリスクも高まるため注意が必要です。

精神疾患の治療中に、薬に対する不安や疑問があれば主治医へ相談しましょう。
ほかにも訪問看護の利用も選択肢の1つです。



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