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精神科の通院はいくらかかる?検査・薬代を含めた費用から減額方法まで解説

2025.03.26

精神科受診の際に、お金がいくらかかるのか気になり、不調を感じながらも通院をためらっている方がいるかもしれません。医療機関の診療費用はその項目ごとに金額が決まっているため、ある程度費用の予測が可能です。

この記事では、精神科受診にかかるおおよその費用について解説します。

検査代や薬代はもちろん、費用の減額方法にも触れていますので、精神科の通院にいくらかかるか気になる方は、ぜひ参考にしてください。

精神科の初診にかかる費用はいくら?

まずは、精神科の初診時にかかる費用を解説します。

初診時にかかる費用

初診時にかかる費用は、3割負担の方で3,000円程度になります。
精神科の初診にかかる主な費用の内訳は、以下の3項目です。

1.初診料
2.通院在宅精神療法
3.処方せん料

上記3つの合計が、およそ3,000円です。
通院在宅精神療法は、治療の時間に応じて点数が異なります。治療時間が長くなるほど費用が高くなります。3割負担で1,000円~1,500円ほどです。

また、薬は病院内で出される場合と調剤薬局で受け取るケースがあります。
薬の内容によって金額は変わりますが、2週間分で1,000〜2,000円程度です。

検査をした時の金額

状態によっては、血液検査や心電図検査が必要な場合もあります。
検査を実施した場合、前述した初診費用に追加で2000円ほどかかります。

上記から、初診にかかる基本的な費用、検査費用、薬代を合わせて5,000〜7,000円ほど(3割負担の場合)と考えられます。

診察時間以外や休日に受診したときは、さらに追加で費用がかかるため、平日の診療時間内の金額だと覚えておいてください。

参照:厚生労働省/医科診療報酬点数表

精神科に通院する場合の費用目安

次は、通院する場合にかかる費用の目安です。
2回目以降は、再診料がかかります。通院にかかる費用は1,500〜2,000円程度です。

再診時には、血液検査や心理検査などを実施するケースも考えられます。これは薬の効果が出ているか、腎機能や肝機能などに問題はないか、症状に変化はないかなどを確認するためです。

検査や処方される薬によっても費用は異なりますので、不安な方は事前におおよその費用を確認しておくと安心です。

参照:厚生労働省/医科診療報酬点数表

自立支援医療費制度は精神科にかかる費用の減額が可能

精神科を受診するの大体の費用は、イメージできたでしょう。
なかには、費用が高いと感じ、受診を控えてしまう方がいるかもしれません。

「自立支援医療」の精神通院医療では、国が通院医療費を負担してくれる制度です。自己負担は1割となり、自己負担額の上限も定められているため、通院にかかる負担を軽減できます。

手続きには医師の診断書が必要です。主治医に相談し、詳しい手続き方法については市区町村の役所に確認してみましょう。

参照:厚生労働省/自立支援医療制度の概要
関連記事:自立支援制度とは?内容や対象者、申請手続きの方法を解説

精神科の診療費を把握し適切な治療を受けよう

精神科の診療費は初診で7,000円ほど(検査や処方にかかる費用を含む)、通院は2,000円ほどかかるとわかりました。

精神科の受診は自立支援医療費制度の利用が可能であり、通院費の負担を軽減できます。費用が気になり精神科にかかるか悩んでいる方は、どのくらいの費用がかかるのか一度病院に相談してみましょう。

通院に関する悩みがある方や自宅でケアを受けたい方は、訪問看護の利用も選択肢の1つです。『訪問看護ステーションリスタ』では、利用者さま一人ひとりに合ったケアや支援をご提案。利用を検討している方は、こちらからお気軽にご相談ください。

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