心療内科に行ってはいけない人はどんな人?受診のチェックリストも紹介
2025.05.05心の不調を感じているものの「このくらいで心療内科に行くのはちょっと…」と、受診を控えている方もいるのではないでしょうか?
心の不調は放っておくと精神疾患に繋がる場合もあるため、気になった場合は早めの受診が大切です。
この記事では、心療内科に行ってはいけない人、行った方がいい人について解説します。
受診した方がいい人の特徴やチェックリストも紹介しますので、ぜひご覧ください。
心療内科に行ってはいけない人っているの?
心療内科に行ってはいけない人は基本的にいません。
心療内科は「心の不調が原因で体調を崩している人」が相談する医療機関です。
ちょっとした心の不調を感じている人や、ストレスから身体に症状が現れている人など、症状の重さに関わらず受診できます。
精神が不安定になると、風邪のような症状が出現したり、なんとなく憂鬱な気分になるなど、曖昧な症状が出現します。
少しでも「つらい」と感じたら受診し、専門医からのアドバイスを受けてみましょう。
参照:厚生労働省/こころを専門に診る病院の種類は?
心療内科に行ったほうがいい人はどんな人?
この章では、どのような状態の人が心療内科を受診するべきか解説します。
ストレスや不安を抱えている人
日頃の生活にストレスや不安を抱えている方は、心療内科へ相談してみましょう。
ちょっとしたことでもイライラしたり気分が落ち込んだりする場合、ストレスや不安が溜まっているサインです。
放置すると精神の不調につながる場合もあるため、はやめに医師へ相談しましょう。
関連記事:精神科に行った方がいい人のサインとは?チェックリスト付きで解説
心理的な原因から体調不良を感じている人
心の不調が原因で身体に症状が出ている場合は、なるべく早めに受診しましょう。
心理的に追い詰められると、身体に以下のような症状が現れます。
・急に涙が出る
・頭痛や腹痛を感じる
・めまいや耳鳴りがする
・眠りが浅い/寝すぎてしまう
・食欲が異常に増えたり減ったりする
身体にも症状が出ている場合、精神疾患の前触れである可能性があります。
心身ともに疲れを感じている方は、早めに受診しましょう。
引用:厚生労働省/ストレスのサイン
心療内科だけではなく精神科に相談してもよい
心療内科と精神科で迷う人もいるかもしれませんが、どちらを受診してもかまいません。
厚生労働省のウェブサイトでは、心療内科では「ストレスなど心理的な要因で体に現れる症状」であり、精神科は「こころの病気を専門に診る医療機関」と紹介されています。
どちらの医療機関でも精神や身体の不調について相談できるため、家から近い場所にある施設など、行きやすい方を受診してみましょう。
引用:厚生労働省/こころを専門に診る病院の種類は?
心療内科や精神科に行った方がいい人のチェックリスト
医療機関を受診すべきか迷う方に向け、受診の目安となるチェックリストを紹介します。
あくまでも目安ですが、複数当てはまる場合は受診を検討しましょう。
・イライラする
・不安だ
・憂鬱な気分になる
・常に落ち着かない
・よく眠れない
・体調不良が続いている
・ミスが増えた
・やる気が出ない
・眠気が強い
参照:厚生労働省/働く人の疲労蓄積度セルフチェック2023(働く人用)
心と体の不調を感じたら心療内科や精神科を受診してみよう
心と体の不調を感じた場合、心療内科や精神科への受診を検討してください。
精神疾患は早期発見・早期治療により、社会復帰までの期間も短くなります。
少しでも不安や心配事があるなら受診し、医師へ相談してみましょう。
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