精神科病棟あるある5選!業務内容や患者さまとのエピソード
2025.06.19精神科病棟で働く看護師の方は、精神科ならではの出来事に遭遇した経験もあるでしょう。
この記事では、精神科病棟に勤務しているときの「あるあるエピソード5選」を紹介します。
精神科病棟のあるあるエピソード5選
精神科病棟に勤務している看護師の方は、業務内容や患者さまとの関わりにおいて、精神科ならでは出来事を経験する場合があります。
この章では、精神科病棟へ勤務中の方が共感する「あるあるエピソード」5選を見ていきましょう。
長期入院の患者さまが多い
精神科病棟では特に慢性期の病棟の場合、「入院期間が長い患者さまが多い」と感じることがあります。
精神疾患は長期化しやすい側面があり、ほかの診療科よりも入院期間が長引く傾向があるためです。
1人あたりのカルテ量が膨大になることもあるため、病歴や経過を振り返るのが大変だと感じる方もいるでしょう。
一方、病棟の過ごし方やケアの手順に慣れた患者さまも多いため、業務をスムーズに行える側面もあります。
男性看護師が頼りになる
精神科病棟では、男性看護師の存在が頼りになる場面も見られます。
患者さまの精神状態が不安定になり暴れた場合や、暴力をふるう患者さまが居る場合には、男性看護師が対応するケースも少なくありません。
中には男性看護師の割合が女性看護師よりも多い病棟や、必ず男性看護師を配置すると決められている病棟もあります。
男性看護師の割合は年々増えていますが、精神科では特に多いと感じる場合もあるでしょう。
施錠や戸締りが厳重
閉鎖病棟のある精神科では、施錠や戸締りが厳重に行われる場合もあります。
病室はもちろん、ナースステーションや浴室にも施錠が必要な場合もあるため、施錠の期間が多いと感じる方もいるかもしれません。
また、患者さまとのトラブルや事故防止のため病棟や病室に監視カメラを設置されているケースが多いのも、精神科病棟ならではの「あるある」の1つです。
残業が少なく働きやすい
精神科病棟は、ほかの病棟と比べて残業が少ないという特徴があります。
特に慢性期の精神科病棟には状態が安定している患者さまが多く、急変が起こる可能性が低いため、定時までに業務が終わるケースが多いためです。
業務後に使える時間が多くワークライフバランスを整えやすいため、精神科病棟勤務を魅力に感じる看護師の方もいるでしょう。
夜勤中の仮眠が取りやすい
精神科病棟では、夜勤中に仮眠を取りやすいのも「あるある」の1つです。
精神科は、ほかの科と比べて夜間の急変が少なく、定期的に点滴交換などの対応をしたり心電図をチェックしたりなどが必要な患者さまの割合も少ないため、夜勤中も十分に休憩を取れる場合があります。
精神科病棟以外で働くなら訪問看護も選択肢の1つ
精神科病棟以外で勤務したいと考えている方は、精神科訪問看護ステーションも転職先の1つです。
精神科特化型の訪問看護ステーションであれば、精神科病棟で身に付けた知識とスキルを活かしつつ、在宅医療の経験を積むことが可能です。
精神科の患者さまに関わるやりがいを感じながら在宅医療のスキルも磨きたい方は、訪問看護ステーションへの転職も検討してみましょう。
関連記事:精神科訪問看護のケア内容とは?一般的な訪問看護との違いを解説
精神科病棟以外の働き先も検討しよう
精神科病棟で働く看護師の方は、精神科ならではのあるあるエピソードを経験する場合があります。
残業や急変が少なく働きやすい側面もありますが、中には病棟勤務以外の働き方を検討している方もいるでしょう。
精神科病棟での経験を活かせる転職先を探している方は、訪問看護ステーションへ転職するのも選択肢の一つです。
精神科特化型の訪問看護ステーションである『訪問看護ステーションリスタ』では、一緒に働く仲間を募集しています。
興味のある方は、ぜひ一度『こちら』からお問い合わせください。