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精神科の予約が取れないのはなぜ?対処法や相談先も解説

2025.06.20

精神科を受診したくてもなかなか予約が取れず、困った経験がある方もいるでしょう。

この記事では、精神科の予約が取れない理由や、予約できないときの対処法を解説します。


精神科の予約が取れないのはなぜ?

精神科の予約が取れない理由を解説します。


需要と供給のバランスが崩れているから

精神科の予約が取れない理由の1つが、患者数と精神科医の人数のバランスが崩れていることです。

精神科疾患の患者数は年々増加している一方、医療機関に従事している精神科医は5.1%しかいないと発表されており、需要と供給のバランスが崩れていると示唆されています。

精神科を受診したい方に対し、診察できる医師の数が限られているのが、予約が取れない原因の1つと言えるでしょう。

引用:厚生労働省/令和4(2022)年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況
参考:厚生労働省/第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会


1人あたりの診療時間が長い場合があるから

精神科は1人あたりの診察時間が長引く傾向がある点も、予約が取れない理由の1つです。
精神疾患は検査やデータだけで状態を把握するのが難しいケースもあり、じっくり問診するのに時間がかかります。

特に初診の患者さまが多い日は、詳細な問診や検査が必要となるため、予約数が限られるケースも珍しくありません。


精神科の予約が取れないときの対処法

精神科の予約がなかなか取れない場合の対処法として、以下の手段があります。

・診察希望日を複数用意する
・オンライン診療ができる精神科を探す
・訪問看護を利用する

それぞれ見ていきましょう。


診察希望日を複数用意する

早めに受診を希望する場合、受診日の候補を複数用意しておくのがポイントです。
休みの日だけでなく、仕事や学校の都合と合わせて受診できる日がないか確認してみましょう。

特に、土日や祝日、平日の夕方以降は予約が集中する可能性があります。
空いている日や時間を活用し、余裕をもって予約しましょう。


オンライン診察できる精神科を探す

「オンライン診療」を実施している病院やクリニックがあれば、利用してみるのも良いでしょう。

オンライン診療は、自宅にいながら受診できるため、移動時間や待ち時間を短縮できます。
病院が遠くにしかない場合や、体調不良で外出が難しい場合でも予約しやすいのがメリットです。

オンライン診療でも薬の処方や診断書の発行が可能であるため、直接予約が取れない場合は、利用を検討してみてください。



参考:厚生労働省/オンライン診療について 国民・患者の皆様へ


訪問看護を利用する

精神科の予約が取れずケアが受けられない場合、訪問看護を利用するのも手段の1つです。

訪問看護では自宅に看護師が訪問し、症状のケアや服薬の管理、身の回りのサポートなどを行います。
精神科をなかなか受診できない場合でも、週に数回の直接的なケアを受けられます。

ただし、訪問看護の利用には診断書の作成が必要であり、必ず一度はクリニックや病院を受診する必要がある点に注意しましょう。

関連記事:精神科訪問看護で“できること”とは?対象者やメリット、利用方法も解説


精神科の予約が取れないときは早めに対策しよう

精神科は、患者さまの数の多さや、1人あたりの診察時間の長さから、予約が取れない場合があります。
受診を希望する場合は、予約日の候補を増やしたり、オンライン診療を利用したりなど工夫しましょう。

症状のケアや服薬管理のために定期受診を検討する方は、訪問看護を利用するのも手段の1つです。
『訪問看護ステーションリスタ』では、精神疾患に特化した訪問看護を提供しており、自宅でも継続的なケアを受けられます。
興味のある方は『こちら』から、気軽にご相談ください。

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