【チェックリスト付き】心療内科に行った方がいい人の特徴とは?
2025.05.13心や身体の不調を感じているものの、心療内科に行くべきか迷っている方もいるのではないでしょうか?
精神疾患は早期発見・治療開始がポイントであるため、心身の不調を感じたら早めの受診が重要です。
この記事では、心療内科に行った方がいい人の特徴や、受診の目安となるチェックリストを紹介します。
心療内科に行った方がいい人の特徴
心療内科に行った方がいい人は、以下のような特徴を持っている。
・食欲がない
・気分が沈む
・怒りっぽい
・よく眠れない
・頻繁に動悸がする
・理由もないのに不安になる
・誰もいないのに声が聞こえる
・何度も確かめないと心配になる
精神疾患には「うつ病」や「適応障害」「統合失調症」などさまざまな種類があり、治療法も異なります。
症状が似ている疾患もあるため、正確に診断しなければ、適切な治療は受けられません。
気分の落ち込みや体調不良などが続いていたら、早めに心療内科や精神科を受診し、精神疾患の検査を受けましょう。
参照:厚生労働省「精神障害(精神疾患)の特性(代表例)」
心療内科や精神科に行った方がいい人のチェックリスト
自分の症状が精神疾患によるものかわからず、受診を迷う方もいるでしょう。
ここでは、心療内科や精神科に行った方がいい人の判断材料となるチェックリストを紹介します。
・疲れやすい
・食欲がない
・よく眠れない
・やる気が出ない
・急に不安を感じる
・憂鬱な気分になる
・頻繁にイライラする
・いつも落ち着かない
・物事に集中できない
・仕事や家事のミスが多い
・日中強い眠気に襲われる
・体調が悪い日が続いている
複数の項目にあてはまる場合は、精神疾患にかかっている可能性があります。
診断を確定できるわけではないため、心配な方は受診しましょう。
参考:厚生労働省「心の耳|働く人の疲労度蓄積度セルフチェック2023」
心療内科や精神科を早めに受診すべき理由
心の不調を感じた場合、早めに心療内科や精神科を受診するのが重要です。
この章では、心療内科を早めに受診すべき理由を解説します。
重症化や慢性化を予防できる
精神疾患は、早期発見・治療により、重症化や慢性化を予防可能です。
精神疾患には、発症から発見まで時間がかかるものもあり、治療開始が遅れるほど予後が不良になると言われています。
また、統合失調症などの一部の精神疾患は、治療開始後の数年が予後に大きく関わります。
早期発見と継続的な治療により、重症化や慢性化を予防しましょう。
参照:厚生労働省「精神疾患の早期発見・治療の重要性
別の疾患を見つけられる可能性がある
医師の診察を受けることで、精神科以外の疾患を見つけられる可能性もあります。
心の不調によって生じる体調不良は、ほかの疾患との見分けがつきにくいケースもあるため、精神疾患の有無を判別するのは重要です。
たとえば、偏頭痛や腹痛、倦怠感などは、精神疾患以外でもよく見られるため、鑑別する必要があります。
また、ホルモンバランスの乱れからも、気分の落ち込みなどの心の不調が生じます。
出現している症状が精神疾患によるものかそれ以外が原因かによって治療方法も変わるため、早めに受診して判別してもらうと対処法を実践しやすいでしょう。
自分の状態をチェックして早めに心療内科を受診しよう
精神疾患は早期発見と治療開始が重要であり、早めに受診するのがポイントです。
特徴にあてはまる方や、チェックリストにあてはまる方は、万が一を考え、早めに心療内科を受診しましょう。
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