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フラッシュバックとは?対処法やチェックリストを紹介

2025.05.27

過去の嫌な思い出が急に思い出される現象を、フラッシュバックと呼びます。
PTSD(心的外傷後ストレス症)や薬物依存症の方は、フラッシュバックによって生活に支障が出るケースも珍しくありません。

この記事では、フラッシュバックの症状や、原因となるトラウマを抱えている方の特徴を解説します。
簡単なチェックリストも紹介しますので、ぜひご覧ください。


フラッシュバックの症状

フラッシュバックとは、強いショックやストレスを受けた出来事が再現されたように感じる現象です。
ただ記憶として思い出されるだけでなく、その時の感覚や感情まで再現されるため、精神的苦痛を伴います。

また、ストレスを受けた出来事に関する悪夢や、薬物乱用による幻覚症状なども症状の1つです。

フラッシュバックは日常生活のさまざまなシーンで、突然発生する可能性があります。
学校生活や仕事に支障がでる場合もあるため、必要に応じて治療を受けましょう。



参照:国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト|PTSD」

フラッシュバックの原因となる病気

フラッシュバックが生じる主な原因として「PTSD」と「薬物依存症」があります。
2つの疾患について、詳しく見ていきましょう。


PTSD(心的外傷後ストレス症)

PTSDとは、強い恐怖体験や精神的な苦痛を受けた出来事によって発症する精神疾患です。
事故や災害、犯罪など、体験や目にした光景が強く心に残り、フラッシュバックを伴う精神的苦痛が生じます。

PTSDになると、長期間他人が怖くなったり、感情が鈍くなったりする場合があります。
日常生活や社会生活へ支障が出る場合、治療や支援を受けるのもポイントです。



参照:MSDマニュアル/心的外傷後ストレス症(PTSD)


薬物依存症

薬物依存症におけるフラッシュバックとは、薬物をやめた後、ふとしたきっかけにより生じる「幻覚」や「妄想」などの症状です。
薬物依存症から抜け出したにも関わらず、幻覚や妄想が起こるために、社会生活が困難になる方もいます。
参照:厚生労働省「依存症って?」

また、幻覚や妄想が原因で暴力的になったり、自分や他人を傷つけようとしたりする方もいます。


フラッシュバックの対処法

過去の嫌な出来事を頻繁に思い出す場合は、早めに精神科で相談するのが大切です。

PTSDの場合、薬物療法や精神療法を受けて症状をコントロールする必要があります。
また、薬物の影響で起こる場合も、専門医へ相談しましょう。

日常生活に支障が出るほど症状が強い方や薬物依存症による後遺症があり生活に困難が生じる方は、訪問看護を利用するのも手段の1つです。

看護師が自宅に訪問してケアを行うため、症状が原因で外出が困難な方も安心してケアを受けられます。


フラッシュバックのチェックリスト

フラッシュバックが生じているか判断するチェックリストを紹介します。

・急に昔の嫌な記憶が思い出される
・昔の嫌な記憶そっくりの悪夢を見る
・実際にはない物が見えたり聞こえたりする
・他人を怖いと感じる
・眠りが浅い
・何事にも集中できない
・ぼーっとすることが多い
・喜怒哀楽の感情が湧かない

上記のチェックリストは診断を確定するものではありませんが、複数項目に該当する場合は、早めに精神科を受診しましょう。



参照:厚生労働省「第1章 薬物依存症を理解しましょう」

フラッシュバックに悩むなら精神科で相談しよう

フラッシュバックが生じると、日常生活に大きな支障が生じる場合があります。

改善には時間がかかるため、日常生活に支障がでないよう治療していくには、専門家のサポートを受けるのがポイントです。

『訪問看護ステーションリスタ』は、精神科疾患に特化した訪問看護サービスを提供しています。
PTSDや薬物依存によるフラッシュバックにお悩みの方は、お気軽に『こちら』へご相談ください。

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