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突然の動悸や息苦しさは「パニック障害」かも?発作時の対処法と予期不安の和らげ方

2026.03.03

 

「電車に乗っているときに、急に心臓が早鐘を打ち、息ができなくなった」 「このまま死んでしまうのではないかという恐怖に襲われた」

検査をしても身体に異常はないのに、このような激しい発作に繰り返し襲われる場合、それは「パニック障害(パニック症)」かもしれません。 この記事では、パニック発作が起きる仕組みや、発作への恐怖(予期不安)との付き合い方、そして具体的な対処法について解説します。 

パニック発作のメカニズム:脳の「火災報知器」の誤作動

パニック発作は、決して「気の持ちよう」や「臆病だから」起きるものではありません。脳内の危険を察知するシステム(扁桃体など)が誤作動を起こしている状態だと言われています。

例えるなら、火事でもないのに、火災報知器が鳴り響いている状態です。 身体は「命の危険だ!」と勘違いし、心拍数を上げ、呼吸を早くして逃げる準備をします。これが動悸や過呼吸として現れます。 非常に苦しいものですが、この発作で死ぬことはありません。まずは「これは脳の誤作動だ」と知ることが第一歩です。

「また起きるかも」という予期不安と広場恐怖

パニック障害のつらさは、発作そのものだけではありません。

予期不安

またあの発作が起きたらどうしようと常に不安になり、身体のちょっとした変化(軽い動悸など)にも敏感になってしまう状態です。

広場恐怖

発作が起きたときに逃げられない場所や助けを呼べない場所を避けるようになります。

  • 電車やバスなどの公共交通機関
  • 美容室や歯科医院
  • 人混みや行列

これらが怖くなり、外出ができなくなると、生活範囲が極端に狭まってしまいます。

いざという時のために:発作が起きたときの対処法

もし発作が起きそうになったり、起きてしまったりした場合は、以下のことを試してください。

  1. 「死なないから大丈夫」と唱える パニック発作は通常、10分〜長くても30分程度で必ず治まります。嵐が過ぎ去るのを待つように、「これは誤作動だから、必ず終わる」と自分に言い聞かせましょう。
  2. 呼吸を「吐く」ことに集中する 息苦しいと必死に息を吸おうとしてしまいますが、これは逆効果(過換気)になります。「ふぅー」とゆっくり長く息を吐くことに意識を向けてください。
  3. 「今、ここ」に意識を戻す(グラウンディング) 足の裏が地面ついている感覚を感じたり、周りにある「赤いもの」を探したりして、意識を身体の外へ向け、パニック状態から気を逸らします。

外出が怖いあなたへ。「訪問看護」という選択肢

「病院に行きたいけれど、電車に乗るのが怖くて通院できない」 「外に出るリハビリをしたいけれど、一人では不安」

そんな方は、精神科訪問看護の利用を検討してみてください。 看護師がご自宅へ伺い、発作時の対応を一緒に練習したり、医師の指示のもと、家の近所への外出や通院の同行練習(リハビリ)をサポートしたりすることも可能です。 「一人じゃない」という安心感が、回復への大きな力になります。

 

【参考文献・公的リソース】 当記事は、以下の公的機関および医学学会の最新資料を参考に作成しています。より詳しい情報をお求めの方はご参照ください。

 

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