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精神科デイケアはどんなことをするの?プログラムの例や利用の流れを解説

2025.04.15

精神科デイケアの利用を検討しているものの、どのようなサービスを受けられるかわからずに、利用へ踏み切れない方もいるでしょう。

この記事では、精神科デイケアで受けられるプログラムを詳しく解説します。
利用の流れも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


精神科デイケアとは?

精神科デイケアとは、精神病の回復や再発予防を目的とした「通所型リハビリテーション施設」を指します。

精神科デイケアでは、個人ごとに設定される「プログラム」を通じて、日常生活の自立や社会復帰を目指すことが可能です。
精神病のコントロール方法を学んだり、日常生活に必要なスキルを身に付けたり、職業復帰に必要な知識を学んだりなど、さまざまなプログラムに参加できます。

また、利用者・スタッフとの交流を通じて人間関係も学べるため、自分らしい生活を手に入れるきっかけになるでしょう。



参考:厚生労働省/精神科デイ・ケア等について


精神科デイケアで受けられるプログラムの例

精神科デイケアでは、社会生活を送りやすくするための「プログラム」を受けられます。
この章では、精神科デイケアで受けられるプログラムの例を解説します。


生活技能プログラム

生活技能プログラムでは、日常生活に必要なスキルの習得を目指します。

掃除や料理といった家事動作、入浴や整髪など身の周りのケア、金銭管理、服薬、コミュニケーションなどが主な内容です。


就労支援プログラム

就労支援プログラムは、再就職や職業復帰を目指す方が参加するプログラムです。

職場復帰に必要な体力を身に付ける訓練や、病気と付き合いながら働く方法などを学び、社会復帰を目指します。

ビジネスマナーのような一般知識から、パソコン操作、プレゼンテーションの手法など、さまざまな就労に関する具体的なスキルを学べます。


心理教育プログラム

心理教育プログラムは、病気や障害について学び、対処法を身に付けるのを目的とするプログラムです。

不安やイライラを抑える方法、睡眠障害への対策法、抗精神病薬の効果や重要性など、精神病の症状とコントロール方法を学びます。

治療に役立つだけでなく、再発を予防するためにも重要なプログラムの1つです。


社会資源活用プログラム

日常生活を送りやすくするための「制度」や「法律」「公的機関」について勉強するのが社会資源活用プログラムです。

バスや電車など公共交通機関の利用方法や、精神障害者保健福祉手帳の申請・更新方法、障害年金の申請方法などを勉強できます。


リラクゼーションプログラム

知識やスキルを身に付けるだけでなく、心身をリラックスさせるためのプログラムもあります。

体操やスポーツ、音楽鑑賞やカラオケなどのレクリエーションなどを通じて緊張がほぐれ、明るく過ごせるようになるでしょう。


精神科デイケアの利用の流れ

精神科デイケアを利用する場合、以下のような手順を踏む必要があります。

1.主治医から診断を受ける
2.見学利用を申請する
3.施設職員と面談する
4.試験通所を受ける
5.施設医師の診察後、利用開始

精神科デイケアの利用は、前提として「精神病の診断を受けている」必要があります。
正式な診断が付いていない方は、精神科やクリニックを受診し、医師へ相談しましょう。

また精神科デイケアは、施設ごとにサービスや施設内の雰囲気が異なる場合があります。
自分に必要なプログラムを提供しているか、ほかの利用者やスタッフとの距離感はどうかを見定めるためにも、見学や試験利用は慎重に行いましょう。


精神科デイケアを利用して社会復帰を目指そう

精神科デイケアを活用することで、社会復帰へのハードルを下げられる可能性があります。
心身のリフレッシュ効果も期待できるため、精神症状に悩んでいる方は利用してみましょう。

外出が難しい場合や人と交流するのに抵抗がある場合は、訪問看護を利用するのもよいでしょう。
訪問看護では、看護師による医療的ケアや社会復帰支援を自宅で受けられます。
訪問看護サービスに興味がある方は『訪問看護ステーションリスタ』へお問い合わせください。

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