心身の不調や精神疾患を原因に、休職が必要になる方もいます。
心療内科で休職を勧められたものの、会社を休むべきか悩んでいる方もいるでしょう。

この記事では、心療内科で休職を勧められた場合の対処法や、休職中の過ごし方のコツを解説します。

心療内科で休職を勧められたら休むべき？対処法とは

心療内科で休職を勧められた場合、できればその通り休職しましょう。

精神科医が休職を勧めるのは、精神状態が不安定であり、心や身体に休養が必要だと判断したためです。
そのまま働き続けると、重度の精神疾患に発展したり、日常生活に支障が出たりする可能性があります。

うつ病や統合失調症をはじめとする精神疾患は、病気の発症に気づきにくく、知らないうちに重症化する可能性もあります。
医師から休職を勧められた場合は素直に休職し、心身を休めましょう。

心療内科で休職を勧められてから休職するまでの流れ

会社を休職する場合、さまざまな手続きが必要になります。
心療内科医に休職を勧められた場合は、以下の流れで手続きを行いましょう。

1.会社に休職を相談する
2.医師に診断書を作成して貰う
3.傷病手当や保険の手続きを行う

休職が必要と判断された場合は、会社と休職の期間や休んでいる間の連絡頻度などを相談しましょう。
休職手続きには診断書が必要になるため、休職の許可が出たら医師に作成して貰い、会社へ提出してください。

また、休職期間には、会社の傷病手当や加入している保険などを受け取れる場合があります。通院費や生活費など、休職中もお金が必要になるため、事前に受けられる支援について休職前に確認してみると良いでしょう。

復職に向けた休職期間の過ごし方のコツ

休職中はただ休むのではなく、復職や社会復帰に向けて準備するための過ごし方を心掛けましょう。
この章では、休職期間の過ごし方のコツを解説します。

規則正しい生活リズムを心掛ける

休職中は規則正しい生活リズムを心掛けましょう。
特に睡眠時間をしっかりととること、日光を浴びることなどは精神を安定させるのに重要です。
夜に眠り、朝に起きる生活を心掛け、精神状態を整えましょう。

運動やストレッチを習慣づける

休職中に運動やストレッチを習慣づけましょう。

身体を動かすことは、ストレスを軽減し心身の状態を整える効果が期待できます。
休職中に運動やストレッチを習慣づけられれば、整った生活リズムに繋がりやすく復職後の精神安定にも繋がる可能性があるかもしれません。

早朝や夕方など、出勤前、退勤後の時間を意識して運動してみてください。

専門家のサポートを受ける

休職中に医師や専門家のサポートを受けるのも手段の1つです。
精神科医から管理してもらえば、心の不調や体調不良を早期に解決できます。

また、自立した日常生活を送るのが苦手な方は、訪問看護の利用も検討してみてください。
訪問看護では、症状の管理や服薬の支援、日常生活への助言などを自宅で個別に受けられます。

外出が難しい方も自宅でケアを受けられるため、生活に支援が必要と感じる方は、訪問看護の利用も検討してみましょう。

心療内科で休職を勧められたら過ごし方に気を付けて心身を休めよう

心療内科で休職を勧められた場合は、できるだけ休職して心身を休めましょう。
休職中は医師や専門官のサポートを受け、過ごし方を工夫するのがポイントです。
スムーズに復職を目指す方は、休職中の過ごし方に気を付けてみてください。

『訪問看護ステーションリスタ』では、精神疾患で休職中の方のサポートを行っています。
休職中の過ごし方に対するアドバイスや、心身のケアが必要で訪問看護ステーションの利用を検討している方は『こちら』からご相談ください。