「働きたいけど怖い」その一歩、私たちが一緒に踏み出します
2026.03.07「そろそろ働きたいけれど、また体調を崩したらどうしよう」
「ブランクが長くて、社会に戻るのが怖い」
心の病気で休職や退職をしたあと、少し元気が出てきた頃にぶつかるのがこの壁です。焦る気持ちと恐怖心が入り混じり、動けなくなってしまうことは決して珍しくありません。
この記事では、社会復帰に向けた不安との向き合い方と、そこに訪問看護がどう関われるのかをお話しします。
その「怖さ」は、あなたが真剣だからこそ生まれる感情

まずお伝えしたいのは、働くのが怖いと感じるのは、あなたが弱いからではないということです。
それは「もう二度とあんな辛い思いをしたくない」という、自分を守ろうとする正常な反応です。むしろ、それだけ真剣に自分の人生や仕事と向き合っている証拠でもあります。
だからこそ、その恐怖心を無理に消そうとしなくて大丈夫です。怖いまま、不安なまま、まずはその気持ちを誰かに話すことから始めてみませんか。
生活リズムの整えから通勤練習まで。訪問看護と進めるスモールステップ
社会復帰といっても、いきなりハローワークに行ったり面接を受けたりする必要はありません。
私たち訪問看護リスタのスタッフは、もっと手前の段階から一緒に歩み始めます。
たとえば、朝決まった時間に起きる練習。
スーツや外出着に着替えて、身だしなみを整える練習。
慣れてきたら、看護師と一緒に家の近くを散歩したり、最寄りの駅まで行ってみたりする練習。
これらはすべて、立派な社会復帰へのリハビリです。
一人では「今日はできなかった」と落ち込んでしまうような日も、私たちがいれば「今日はここまでできたから花丸です」と、できたことに目を向けることができます。
焦らず、あなたのペースで。私たちが伴走します
社会復帰は、一人で乗り越えるにはあまりに急で険しい坂道に見えるかもしれません。
でも、誰かと一緒なら、それは緩やかな階段に変えていけます。
私たち訪問看護師は、医療の知識を持ってあなたの心と体に寄り添うパートナーです。
「働きたい」というその大切な思いが、いつか実を結ぶように。私たちが一番近くで、その一歩を支えます。
まずはご相談だけでも構いません。あなたのペースで、一緒に始めていきましょう。
【参考文献・公的リソース】 当記事は、以下の公的機関のガイドラインや医学的知見を参考に作成しています。ご自身のペースでの社会復帰に向けて、より詳しい情報をお求めの方はご参照ください。
-
厚生労働省
(※職場復帰には、生活リズムの構築や通勤練習など、段階的な準備が推奨されています)『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』 -
厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
職場復帰支援について(ご本人・ご家族向け)
