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精神科訪問看護のケア内容とは?一般的な訪問看護との違いを解説

2024.12.17

精神科に特化した訪問看護に興味があり転職を検討している方の中には、一般的な訪問看護との違いがわからず、悩んでいる方もいるでしょう。
特徴やケアの違いがわかれば、安心して就職先を探せます。

この記事では、精神科訪問看護と一般的な訪問看護の違いについて解説します。
「訪問看護で精神疾患を抱える方の看護がしたい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。


精神科訪問看護と一般的な訪問看護の違い

まずは、精神科訪問看護と一般的な訪問看護の違いを説明します。

それぞれの特徴や違いを見てみましょう。


一般的な訪問看護

一般的な訪問看護は、身体的な病気により介護が必要になった方が主に対象です。
具体的には、以下のような利用者さまがいます。

・介護を必要とする高齢者
・手術後の方
・ターミナルケアを受ける方
・医療的なケアを必要とする小児 など



主なケア内容は以下の通りです。

・点滴など医療的なケア
・リハビリテーション
・食事や排泄管理
・ターミナルケア
・服薬管理や日常生活上の支援 など

一般的な訪問看護は、医師からの訪問指示書に基づき、主に身体の状態に応じたケアを提供します。


精神科訪問看護

精神科訪問看護は、精神疾患を抱えた方が対象です。
具体的には以下の疾患などがあります。

・統合失調症
・うつ病
・発達障害
・双極性障害
・認知症 など

精神疾患を抱えている方が、自宅で看護ケアを受けながら、安定した生活を送れるようサポートすることが主な目的です。
精神科医師が訪問看護が必要と判断すれば誰でも利用でき、精神科医師が発行する精神科訪問看護指示書に基づいたケアを提供します。


「精神科訪問看護」でのケア内容

ここでは、精神科訪問看護でのケア内容を説明します。


バイタル測定

バイタル測定は、一般的な訪問看護でも実施され、血圧や体温など、健康状態に問題がないかを確認します。

例えば、摂食障害の患者さまの場合、体重測定が病状変化を見る有効な手段となります。


精神症状のモニタリングや精神的ケア

精神症状のモニタリングは、あらゆる場面で情報を集められます。
例えば、利用者さまとの会話の中で、不安を感じていないか、精神的負担を感じていないかなどを表情や話し方も含め観察します。

精神症状に変化があれば原因を探り、その人に合った対処法をアドバイスする場合もあるでしょう。
状態によっては医師へ連絡し、指示を受けて改善を図ります。


薬の服用状況

薬の服用状況に問題がないかを確認することも重要な役割の1つです。

服薬状況が不良な場合、精神症状の悪化につながりかねません。
指示通りに内服できていないときはその原因を確かめ、安定して薬が飲めるよう方法を検討します。

適切な服薬管理は、利用者さまの症状改善に必要不可欠なのです。


日常生活の援助

生活スケジュールの確認は、規則正しい日常生活を送れているかを判断するために必要です。

食事がとれているか、睡眠は確保できているかなどを確認し、リズムが崩れているようなら、改善策を一緒に考えます。


家族のサポート

訪問看護では、利用者さまだけでなく、その家族への働きかけも欠かせません。

毎日利用者さまと過ごす家族の中には、悩みや不安を他人に相談できない方もいるでしょう。
訪問看護師が家族に話を聞くことは、不安や負担の軽減に有効です。

家族へのサポートは、結果的に利用者さまの支援にもつながるでしょう。


精神科訪問看護の違いを理解して適切なケアを考えよう

精神科訪問看護と一般的な訪問看護の大きな違いは、対象とする疾患です。
精神科に特化した看護をしたい、精神疾患を抱えた患者さまと関わりたいとお考えの方は、ぜひ『精神科訪問看護ステーションリスタ』で一緒に働きませんか?



現場で働くことで、精神科疾患への看護が身につき、スキルアップにつながります。
興味のある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

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