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PTSDとは?症状や治し方、相談先をわかりやすく解説

2025.02.13

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、トラウマからフラッシュバックなどの精神症状が出現し、人によっては日常生活に支障をきたす場合があります。
症状や治し方を理解することで、少しでも早くPTSDを克服できるかもしれません。

この記事では、PTSDの症状や治し方などをわかりやすく解説します。
さらに、治療を継続するうえでの相談先も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


PTSDとは?主な症状を解説

PTSDは、強い精神的ショックによって引き起こされる精神疾患の一種です。
強いショックを受けた記憶(トラウマ)を繰り返し思い出す「フラッシュバック」が生じ、長期間精神的に不安定になる場合があります。

PTSDでは、フラッシュバック以外に以下のような症状が出現します。

・ふとした時に恐怖を感じる
・寝付きが悪くなる
・悪夢を見るようになる
・イライラしやすくなる
・集中力が低下する
・人と話すのが苦手になる
・一部の記憶がなくなる 

これらの症状が強くなると、感情がコントロールできなくなったり、日常生活に支障が出ることもあるため、医療機関で治療を受けることが大切です。



参照:厚生労働省/PTSD(心的外傷後ストレス障害)


PTSDの治し方

PTSDの治療は、精神科や心療内科などの医療機関で受けられます。

この章では、医療機関で提供される「精神療法」と「薬物療法」について詳しく見ていきましょう。


精神療法

精神療法は、心理面のケアに用いられる治療法です。

PTSDに対する精神療法では「カウンセリング」や「認知行動療法」などを通じ、過去のトラウマから徐々に立ち直れるよう働きかけます。
効果が出るまで時間がかかりますが、徐々にトラウマを克服できるようになるでしょう。

また、精神療法の実施中は、住環境や人間関係を調整しながら進めます。


薬物療法

薬物療法は、抗うつ薬や抗不安薬などの服用により精神を安定させ、日常生活を送りやすくする治療です。

PTSDの根本的な治療にはなりませんが、心理的な安定や苦痛の緩和が期待できます。
また、症状を抑え、精神療法を円滑に進めるための補助としても使用されます。



参照:MSDマニュアル/心的外傷後ストレス障害 (PTSD)


PTSDがなかなか治らない時の対処法

医療機関で治療を受けたとしても、治療がうまく進まなかったり完治まで時間がかかったりする方もいます。
その場合、日常生活への支援やアドバイスを受けることで、精神状態をコントロールしながら治療を進められます。

PTSDの方を支援しているのは、各自治体に設置されている「精神保健福祉センター」や「保健所」などの施設です。
精神的な問題について相談できたり医療機関を紹介してもらえたりなど、幅広い支援を受けられます。

さらに直接的なケアを希望する場合は、訪問看護も選択肢の1つです。
訪問看護では、PTSDに対する精神的なケアや、日常生活のサポートなどを自宅で受けられます。
トラウマを思い出すために外出が難しい方や、住み慣れた自宅で落ち着いてケアを受けたい方は、訪問看護の利用を検討してみましょう。


PTSDの治し方を知りたい方は専門家に相談しよう

PTSDによるフラッシュバックや精神症状は、日常生活に支障を及ぼす場合があります。
いち早く心の傷を回復し、精神状態を安定させるには、医療機関で適切な治療を受けることが大切です。

『精神科訪問看護ステーションリスタ』では、PTSDの方に対する医療的ケアや、日常生活のサポートを提供しています。
PTSDの症状にお悩みの方や訪問看護の利用を検討している方は、ぜひお気軽に『リスタ』へご相談ください。

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