看護師のキャリアアップに適した資格7選!取得方法や活かせる分野も紹介
2025.01.28看護師としてのキャリアアップを考え、資格の取得を考えている方もいるのではないでしょうか。資格を得れば、活躍できる場を広げられます。
この記事では、看護師のキャリアアップにつながる資格について説明します。
専門資格を取り地域に貢献したいと考えている方はもちろん、仕事の幅を広げたいと思っている方も、ぜひ参考にしてください。
看護師が専門分野に特化してキャリアアップできる資格
看護師のキャリアアップに欠かせない資格には、認定看護師、専門看護師があります。
どちらも日本看護協会が認定する資格です。
認定看護師
認定看護分野(A過程)は21あり、5年以上の実務経験と、日本看護協会が認める認定看護教育を600時間以上受講したあと、審査に合格すると取得できます。
主な仕事は、患者さまや家族への専門的な看護の提供です。ほかの看護師に知識や技術を指導する役割もあります。
参照:公益社団法人 日本看護協会/専門看護師ってどんな看護師?
専門看護師
14の専門分野があり、5年以上の実務経験と看護系大学院で必要単位を取り修士課程修了後、認定審査に合格して取得できます。
専門看護師の役割は、専門知識を活かした看護はもちろん、地域全体における看護の質の向上です。
病院、教育施設である大学、訪問看護ステーションなどで活動します。
参照:公益社団法人 日本看護協会/認定看護師ってどんな看護師?
看護師のキャリアアップに活かせる資格
キャリアアップに活かせる資格は、看護分野に限らず福祉や介護領域などでも取得可能です。
ここでは、キャリアアップに活かせる資格を5つご紹介します。
保健師
地域社会における健康サポートに関わりたい方に適しています。
仕事場所の多くは自治体で、健康相談や健康教育などの保健活動を通し、人々の健康維持や管理をすることが主な役割です。
看護師免許があれば、保健師養成課程のある大学や養成所などで1年の専門教育修了後、保健師国家試験を受験できます。
精神保健福祉士
福祉分野で活動したい方向けの資格です。
医療施設・自治体・福祉施設・企業などで働き、精神疾患の方やその家族向けに、公的な支援制度の紹介や就労支援などで社会復帰に向けたサポートをします。
4年制看護大学卒業者は、一般養成施設等で1年以上学べば受験できます。
ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護が必要な方に対し、医療と福祉の両面からサポートする仕事です。
医療知識は、必要な医療系サービスの的確な判断に役立ち、ケアプラン作成に活かせます。多職種連携時にもスムーズな対応が可能です。
5年以上の実務経験と900日以上の従事日数で受験できます。
NST専門療法士
栄養に関する資格で、経管栄養が必要な方の支援に役立ちます。
栄養サポート従事年数は問われませんが、業務経験は必須です。学術集会への参加、必須セミナーの受講と必要な単位の取得後、認定施設による実地修練を経て認定試験を受け、合格すれば資格が得られます。
取得には、3年以上の実務経験が必要です。
認知症ケア専門士
認知症看護従事者のスキルアップと習熟を目的に設けられた資格です。
試験実施の年から過去10年の間で、3年以上認知症ケアの実務経験があれば受験できます。超高齢化社会における認知症患者の増加が予想されるため、認知症理解に重要な資格です。
専門資格を取得し看護師としてキャリアアップしよう
専門資格の取得は、看護だけでなく介護・福祉分野での活躍もでき、仕事の幅が広がります。看護師のキャリアアップに欠かせないでしょう。
在宅ケア認定看護師や在宅看護専門看護師は、訪問看護において重要な資格です。認知症ケア専門士やケアマネジャー、NST専門療法士なども、在宅療養者のケアに役立ちます。
訪問看護師としてキャリアアップしたい!とお考えの方は、ぜひ『訪問看護ステーションリスタ』で一緒に働きませんか?
興味のある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。