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訪問看護を「いらない」と断られたらどうする?適切な対応や必要性を解説

2025.03.20

訪問看護の現場では、ときに利用者さまから「いらない」と断られる場面もあります。
特に精神科領域では、直接的な医療的ケアを提供する機会が少ないため、不要と思われるケースも珍しくありません。

この記事では、精神科訪問看護の必要性について解説します。
サービスを拒否されたときの適切な対応方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


訪問看護は「いらない」と言われる理由とは?

利用者さまから訪問看護のサービスを拒否された場合、以下のような理由が考えられます。

・ケアに不満がある
・人と関わるのが怖い
・スタッフに不信感がある
・症状に対する自覚がない
・経済的に余裕がない
・家に他人を入れたくない
・家族の理解が得られない など

サービス自体や接し方に不満・不信感があるなどの理由はもちろん、経済的な理由や病識の低さなどから利用を拒否される場合もあります。

特に精神科領域では、症状を自覚できなかったり、医療的ケアを提供する機会が少なかったりすると不要と思われやすくなります。


訪問看護を「いらない」と言われたときの対応方法

次は実際に、利用者さまから訪問看護を「いらない」と言われた場合の対応を解説します。


理由を確認する

まずは、なぜ不要と感じたのか理由を聞きましょう。

サービス内容や対応に問題がある、訪問されること自体に抵抗があるなど、理由次第で対応を変える必要があります。

精神疾患を抱えている利用者さまの場合、症状によっては正常な判断ができなくなっている可能性もあるため、話し方や表情・仕草などをよく観察しましょう。


利用者さまの話を傾聴する

なぜ利用したくないのか、どのような気持ちで生活しているのかなど、抱えている悩みや不安などを傾聴しましょう。

否定せず共感する姿勢で話を聞くことで、信頼関係を築き、理由を話してもらえる場合もあります。
そして、悩みや不安を把握し一緒に改善策を考えることで、訪問看護の必要性を理解してくれるかもしれません。


チームや他職種と連携する

すぐに解決するのが難しい場合、チームや連携機関、他職種と情報を共有することも大切です。
拒否された事実と理由を共有し、サービスの調整や関わり方について話し合う必要があります。

必要に応じてカンファレンスを開き、利用者さまが求めるケアやサービスを確認しましょう。
トラブルを防ぐためにも、無理に訪問看護の利用を促すのではなく、チームと相談しながら対処することが大切です。


精神科訪問看護の必要性

精神科訪問看護の必要性を理解しておかなければ、適切な対応はできません。
精神科訪問看護には以下のような役割があります。

・日常生活のケア
・精神症状の悪化や再発防止
・服薬の管理
・緊急時の連絡
・家族へのサポート
・社会復帰へのサポート

精神疾患を抱えている方は自宅から出るのが難しい場合もあり、自宅でのケアが必要なケースも多いでしょう。
精神症状は目に見えにくいからこそ、適切な治療や症状の確認、サポートが重要です。

状況に応じて、訪問看護の必要性を説明できるよう覚えておきましょう。


訪問看護の必要性を理解し適切な対処法を習得しよう

訪問看護を「いらない」と拒否された場合、適切に対応することが重要です。
拒否の理由や状況に応じて、利用者さまの気持ちを最優先に考えた対応を考えましょう。

精神科訪問看護の必要性や、利用者さまへの適切な対応は、実際の現場で経験を積みながら習得できます。
『訪問看護ステーションリスタ』では、一緒に働いていただける仲間を募集しています。
精神科訪問看護や在宅医療に興味のある方は、ぜひこちらからお問い合わせください。

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