訪問看護師の仕事内容を解説|転職するメリット・デメリットも紹介
2024.12.10高齢化の進む日本では、訪問看護師の需要も年々高まっています。
在宅医療や訪問看護に興味があり、転職を検討している方もいるでしょう。
この記事では、訪問看護ステーションで働く看護師の仕事内容を解説します。
訪問看護に転職するメリットやデメリットも紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。
訪問看護師の仕事内容と特徴
訪問看護では、利用者さまの自宅や施設に訪問し、必要な看護ケアや日常生活への支援などを提供します。
訪問看護ステーションで働く看護師の仕事内容は、以下のものが挙げられます。
・症状の管理
・服薬管理と指導
・日常生活の支援
・医療機関や地域との連携
・社会復帰の支援
・利用者さまの家族のサポート など
利用者さまの生活環境に深く関わるため、より個別性の高い看護ケアを提供するのが特徴です。
また、精神科に特化した訪問看護ステーションも存在します。
精神科訪問看護は、うつ病やパニック障害などの精神疾患を持つ方に対し、症状のケアや社会復帰支援を提供するのが仕事です。
訪問看護師に転職するメリット
訪問看護で働くことには、病棟や外来にはないメリットがあります。
この章では、訪問看護に転職するメリットを見ていきましょう。
給与水準が高い傾向にある
訪問看護ステーションは給与水準の高い職場もあり、夜勤や緊急時の対応がなくとも、十分な給与を得られるケースもあります。
夜勤やオンコール対応が勤務内容に含まれる場合、さらに高い給与も見込めるでしょう。
ほかにも、訪問件数に応じたインセンティブ手当を採用している職場もあります。
在宅医療の知識とスキルを学べる
訪問看護では、働きながら在宅医療の知識とスキルを学べます。
介護保険制度や多職種連携などの知識に加え、在宅医療ならではのコミュニケーションスキルやケアの方法を習得できます。
在宅医療のスキルを身につけていると、看護師として働く選択肢も増えるでしょう。
仕事とプライベートを両立しやすい
訪問看護ステーションの中には、夜勤やオンコール対応のない職場もあります。
土日休みの職場も珍しくないため、プライベートと両立しやすいのが特徴です。
病棟看護師のようなシフト制や夜勤の働き方が合わない方や、仕事とプライベートのメリハリが欲しい方にも向いています。
訪問看護師への転職にデメリットはある?
訪問看護師のデメリットには以下のようなものがあります。
・一人で対応しなければならない
・訪問先に移動する手間がかかる
訪問看護は、基本的に一人で行動することになるため、病棟勤務よりも責任感が問われます。
緊急時やトラブルがあった際も自分で対応しなけれないけないため、大変だと感じる方もいるかもしれません。
その場合には、職場のスタッフに相談したり研修会に参加したりして、自信をつけるとよいでしょう。
また、訪問先への移動に時間や手間がかかる場合もあります。
天気の悪い日や気温の変化が大きい日などは、移動を負担に感じる方もいるでしょう。
一方で移動時間が気分転換になる方もいるため、外に出て仕事をするのが好きな方はプラスに働くでしょう。
在宅医療に興味がある人は「訪問看護師」として転職しよう
後期高齢者が増えている日本では、今後ますます訪問看護の需要が増えていくと予想されます。
在宅医療に興味のある方は訪問看護師に転職し、知識とスキルを習得しましょう。
『訪問看護ステーションリスタ』では、訪問看護未経験の方の転職も歓迎しています。
訪問看護に興味がある方や、病棟看護師以外の働き方に興味がある方は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。