訪問看護師として働くことに興味はあるものの、仕事がきついイメージがあり、転職に踏み切れない方もいるでしょう。
一方で、すでに訪問看護ステーションで勤務している方の中にも、実際に仕事がきついと感じている方もいるかもしれません。

この記事では、訪問看護の仕事がきついと言われる理由と対処法を解説します。
精神科訪問看護についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

訪問看護がきついと言われる理由

訪問看護はきつい、大変だと聞いたことがある方もいるかもしれません。

この章では、訪問看護がきついと言われる主な理由を見ていきましょう。

判断や行動に対する責任が大きい

訪問看護では、基本的に一人で利用者さまの家に訪問するため、判断や行動の責任が大きくなります。
提供するケアやコミュニケーションの内容、利用者さまの体調に合わせたリスク管理など、さまざまな点に気を配らなければいけません。

アクシデントや急変にも一人で対処しなければならないため、責任とプレッシャーを感じてしまう方もいるでしょう。

体力的な負担が大きい

訪問看護では、多くの業務を一人でこなすため、体力的な負担が大きいと感じる方もいます。
利用者さまへのケアだけでなく、訪問先への移動、書類業務、関連機関への連絡など、多くの仕事をこなす必要があるからです。

また、オンコール対応や緊急時の対応が必要な職場では、就業時間が不規則となりよりきついと感じてしまうケースもあるでしょう。

多職種連携もこなす必要がある

訪問看護師は、医療機関や地域の関連機関、ケアマネージャーなど、多職種との連携が必要です。

日ごろから多くの機関と連絡を取る場面が多いことから、情報を整理して伝えるスキルが求められます。
多職種とのやり取りが多くなり、仕事がきついと感じる方がいるのかもしれません。

精神科訪問看護がきついと感じる理由

精神科訪問看護がきついと言われる理由は、高いコミュニケーションスキルや精神科の知識・スキルが求められる点です。

精神疾患を持つ方と接する場合、人によっては症状にムラがあり、上手くコミュニケーションを取れないケースもあります。
その場合、利用者さまのペースに合わせる必要があるため、より高いコミュニケーションスキルが求められるのです。

精神科での仕事が初めての方は、うつ病や不安障害といった精神疾患の知識を習得しなければならない点も、きついと感じる理由なのかもしれません。

訪問看護がきついと感じたときの対処法

訪問看護や精神科訪問看護がきついと感じるときは、以下の対処法を実践してみましょう。

・同僚や先輩に相談する
・リフレッシュする時間をつくる
・勉強や研修の時間をつくる
・職場を変える

勤務中の悩みや不安は一人で抱え込まず、同僚や上司へ相談しましょう。
話を聞いてもらったりアドバイスを受けたりすることで、仕事に対するストレスや不安を解消できます。

また、休日にしっかりとリフレッシュし、訪問看護の知識・スキルを学ぶことも大切です。
仕事の疲れを癒やしたり業務がスムーズに行えるよう自己投資したりなど、休日を有効活用しましょう。

どうしても今の環境が合わないと感じたら、訪問看護ステーションを変えるのも手段の1つです。
自分に合う業務形態の職場へ転職できれば、楽しく働けるようになるでしょう。

きついと感じたら訪問看護ステーションを変えてみよう

訪問看護や精神科訪問看護での業務は、人によっては“きつい”と感じる場合があります。
決して楽な仕事ではありませんが、働き方の相談やリフレッシュするなどして対処すれば、やりがいを感じつつ楽しく働くことも可能です。

自分の働き方に合う訪問看護ステーションへの転職も方法の1つです。
『精神科訪問看護ステーションリスタ』では、訪問看護や在宅ケア未経験の方も歓迎しております。
精神科訪問看護に興味のある方は、お気軽に『リスタ』へご相談ください。