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訪問看護師になるには?必要な資格や経験年数、スキルについて解説

2025.02.06

訪問看護師は利用者さまの自宅を訪問し、医療ケアや看護、日常生活のサポートを行います。
医療現場で培ったスキルを活かしながら、一人ひとりに寄り添った看護を提供できるのが魅力です。

この記事では、訪問看護師になるにあたって必要な資格や経験、スキルについて解説します。


訪問看護師になるには?必要な資格と経験年数

まず、訪問看護師になるために必要な資格と経験年数について解説します。


必要な資格

訪問看護師になるには、看護師免許は必須です。准看護師を採用しているかは事業所によって異なります。

また、事業所によっては自動車の運転免許が必要になるでしょう。
自転車や公共交通機関を使用して訪問する場合は、運転免許は不要です。


経験年数

訪問看護師になるために必要な経験年数は、3年以上が目安となります。

訪問看護でよく行うケアを習得し、限られた資源や生活環境に合わせてケアを実施する工夫や柔軟さを身につけるには、一定の経験が必要となるからです。

ただし、高齢化社会の影響により訪問看護の需要が高まりつつあります。そのため、新卒や経験年数が浅い看護師でも採用している事業所もあります。


訪問看護師に必要な4つのスキル

訪問看護師に必要な資格と経験年数についてわかったところで、習得しておきたい4つのスキルを説明します。


基本的な看護技術

利用者さまの状態に応じて求められる看護技術は異なりますが、主に訪問看護師に必要なものとしては以下の通りです。

・バイタルサイン測定
・服薬管理
・皮膚のケア(褥瘡、創傷処置)
・排泄のケア(便秘対策、摘便、浣腸、導尿、ストーマ管理)
・胃ろうの管理

基本的には、病棟経験があれば身につく技術が多いでしょう。



関連記事:訪問看護・在宅看護におけるアセスメントのポイントとは?シートの活用方法についても解説


コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、訪問看護師としてたいへん重要です。

会話を通してこれまでの人生や価値観、生活について深く知ることで、看護ケアに活かせるからです。そのためには、利用者さまやご家族との信頼関係を築く必要があります。


本人・家族への療養指導

利用者さま本人やご家族への療養指導も、訪問看護師に必要なスキルです。

医療処置が必要な状態で退院している場合、在宅での生活を続けるために、自己管理や家族によるサポートが必要となります。
例えば食事介助の方法や保清、医療処置についてなどです。次回訪問まで安全に過ごせるよう指導することも訪問看護師の役割の1つといえるでしょう。


緊急時の対応スキル

訪問看護師には、緊急時の対応スキルも求められます。

在宅で緊急時の対応が必要な例としては、病状の悪化、転倒、疼痛の訴え、医療機器のトラブルなどが挙げられます。精神疾患を抱えている利用者さまであれば、自傷行為などに立ち合う場面もあるでしょう。それぞれの状況に備えて、日ごろから準備しておくことが大切です。

本人の意思や医師の指示確認をはじめ、事業所ごとのマニュアルの確認を済ませておきましょう。



参照:厚生労働省 老健局/訪問看護
関連記事:自傷行為への適切な看護とは?ポイントや意識すべき点について解説


訪問看護師になるには基本的な看護技術と知識を身につけよう

訪問看護師になるには看護師免許が必須です。
ほかにも、基本的な看護技術、利用者さまや家族と信頼関係を築くコミュニケーション力、療養指導や緊急時の対応力が求められます。

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