看護師としてのキャリアプランを考えるメリットとは?具体的な選択肢や方法を解説
2025.03.13看護師としての将来像が見えず、悩んでいる方がいるかもしれません。キャリアプランは、理想の看護師像を実現するうえで重要です。
この記事では、キャリアプランの立て方や病院以外で働く場合の選択肢などについて解説します。
「キャリア形成がうまくできない」「理想の看護師像が見つからない」方は、ぜひ参考にしてください。
看護師のキャリアプランを考えるメリット
キャリアプランとは、看護師としての未来を明確にするために重要です。
病院看護師としてキャリアアップを目指すのか、地域に密着した看護師として活躍するのか、人それぞれ違います。
自分の思い描く看護師像や目標を明確にすることで、仕事へのモチベーションが上がり、充実した日々を過ごせるでしょう。いくつかある選択肢の中から、自分に合った最適なキャリアプランを考えることが大切です。
看護師としてのキャリアプランの選択肢
看護師は病院内だけでなく、在宅医療や介護施設など幅広いキャリアプランを選択できます。
それぞれの場におけるキャリアプランを見てみましょう。
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病院内でのキャリアプラン
病院内でのキャリアプランは、主に以下の3つが挙げられます。
・ジェネラリスト
1つの分野に留まらず幅広い知識を持ち、診療科を問わず技能を発揮する看護師を指します。
・スペシャリスト
認定看護師や専門看護師などが挙げられます。専門看護師は大学院で学び知識を深め、審査に合格したのちに取得できる資格です。認定看護師は決められた研修を受け、審査に合格することで取得できます。
・マネジメント
病院内で管理職を目指すキャリアプランです。現場において看護師をまとめるだけでなく、病院の運営にも携わります。組織の課題を浮き彫りにして問題点を解決する役割も持ち、リーダーとしてのマネジメント能力が求められます。
病院以外でのキャリアプラン
看護師は、病院以外で働くことも可能です。ここでは、7つのキャリアプランをご紹介します。
・クリニック看護師
クリニックで働く看護師を指し、医師の診療補助や受付・事務などがメインです。病床を持たないクリニックでは夜勤はないでしょう。プライベートの時間が確保しやすくなります。
・助産師
看護師の国家資格があれば、助産師養成課程のある大学などで1〜2年学んだのちに受験資格が得られます。将来的には、自分で助産院を開業することも可能です。
・保健師
看護師資格があれば、保健師養成課程のある大学などで専門教育を1年受けたのちに受験できます。主な仕事は、自治体での地域住民の健康サポートです。
・介護施設
介護施設の利用者さまのケアに携わります。病院より医療ケアは限定されますが、医師が常駐していない施設では看護師の判断能力が求められるでしょう。施設によっては、夜勤も考えられます。
・訪問看護ステーション
利用者さまの自宅で看護ケアや医療処置などを提供する仕事です。基本的に勤務は日勤ですが、オンコール体制を設けている事業所もあります。
・教員
大学や専門学校などで、看護師志望の学生を教育する仕事です。5年以上の実務経験と、教員としての研修を受ける必要があります。
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キャリアプランを考え看護師として適した働き方を見つけよう
看護師としてのキャリアプランの選択肢は、病院だけでなく、病院以外にも幅広く用意されています。
自分が興味を持つ分野の知識を深め、スペシャリストを目指してもよいでしょう。病院から離れ、地域により密着した看護師に焦点を合わせ、訪問看護の場で働いたり介護施設を選択したりするキャリアプランもあります。
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